Philosophy

制作理念

動物に言葉はない。言いたいことはすべて、まなざしと呼吸と佇まいに置かれている。

01

凝視

Gaze

動物に言葉はないが、まなざしは言葉よりも直接的だ。目を描くことは、いま生きている意識を描くことにほかならない。

アトリエでは、こちらを見なくなる瞬間をよく待っている。そのときはじめて、その動物はその動物になる。

Gaze
02

Power

虎と馬が示すのは強さだけではない。張りつめた生命の二つのあり方——ひとつは内に収め、ひとつは解き放つ。

私が描くのは虎の獰猛さではなく、静まったあとにも残っている力だ。

Power
03

寄り添い

Companionship

猫は日常のなかでもっとも静かな存在であり、私がもっとも長く見つめてきた相手でもある。演じもせず、説明もせず、ただそこにいる。

描き続けるうちに気づく。観察されているのは、こちらのほうだ。

Companionship

「虎だとわかるだけの絵なら、
それはまだ完成していない。」

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